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生活

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このブログをOPENしていつの間にか1年が経っていました。
確か今年の4月でOPENして1年のはずなんですが。。。

普通なら“1周年記念だ~!ヤッホー!”みたいな記念の日誌を書くべきなのですが、
完璧に記念日を忘れていました。
でもいいんじゃないかな~って思ってます。
僕にとってのブログは。。。勿論、自分を応援してくれる人のため、
更にはもっと多くの人に矢野浩二を知ってもらうため。。大事な空間です。
でも、基本的には自由でいたいです。
書きたい時に書く。時間がない時や書く気になれないとき(人間だからあるでしょうそういう時)
は書かない。ブログを書くことを使命感のように思いたくないですね。
自分に圧力与えることになりますから。

だからその辺は自由に。
撮影が後半になって少し時間に余裕が出てきた今は自然の成り行きで書いてます。

昨日、撮影が夕方に終わったので共演者の中国の役者さんと
ホテル近くの羊の串焼き店に行きました。
羊の串焼きも久々です。

6月なって暖かくなると、北京ではあちこちの店で外にテーブルを出して
夕方の涼しい風に触れながら食事をするんです。
これが、気持ちいいんですよ~。日本でいう屋上のビアガーデンの地上版ですけど。
高いところから一望しながら飲むビールもいいけど、
平行した目線で飲むビールもなかなかいいですよ。

一緒に飲んだ中国の役者さんとは今作で共演シーンが多く、
現場でも打ち解けてスタッフを交えてギャグを言ったりしていいコンビをしてました。
彼は今年中央戯劇学院を卒業したばかりの俳優。契約してる事務所も今のところはなく個人活動。

全てではないんですけど、中国は個人でも俳優をやっていけることが利点だと思いますね。
役者の数も中国は半端じゃない。
事務所単位で役が決められることが少ないので良いと思いますよ。
極力“この役は彼が合う”というように個人をみる。
事務所は全く見ませんね。
だから卒業したての彼でも個人の繋がりがあれば機会はまわって来る。

今回彼とのシーンでかなり人間的な軍人を表現した自負があります。

僕の中での今回の変化ですが、今回の役は一応というか。。善悪で言えば悪なんです。
でも演じてる中、自分の中で悪を演じてる気持ちはほとんどなかったんですね~。
軍人だけど完全に芥川という人間を演じたんですよ。
そういう領域がある役でもあったのですが、それを迷うことなく表現するべき部分は表現した感じです。そこは自分なり評価してあげたいなと思います。
と同時に目立った意見もなく自分の役作りを尊重してくれた監督や助監督にも感謝したいですね。

現場の助監督が撮影中に日本の軍人を演じるその中国の俳優に言いました。

「おまえ、なんでいつも物々しい仕草で台詞を話すんだ?中国の軍人も日本の軍人も同じ軍人だろ?中国の軍人はそんな物々しい雰囲気してるか?戦場でも人間は生活してるんだよ。日本軍人を演じようとするなよ。“生活”を表現しろよ。ねえ、二哥!」

この助監督は中国の北部黒龍江省出身の23歳。身体はがっちりとして、とても23とは思えない風貌。風貌だけじゃなく客観的な大人の視野をもっている。
よく役について意見交換するし、立場をわきまえながら尊重しながらアドバイスもしてくる。
いま時の23でこれだけしっかりした奴がいるか?!ってぐらい。
すごい出来た奴なんです。

僕達は生活の中で“生活”を表現するんですよね。
たとえ戦争作品であっても。。